
こんにちは。はる雨です。
私は数年前まで約10年間、タバコを吸っていました。
最後の3年くらいは加熱式タバコでしたが、だいたい1日1~1.5箱くらいの消費量。朝起きてから夜布団に入るまで、常にタバコとともに私の生活がありました。
タバコだけで年間20万円以上の出費。今考えると恐ろしいですね...!
様々な理由で何度も禁煙を試みたことはありますが、自分に甘く意思の弱い私には続かず、毎度失敗してはまた吸っての繰り返し。
そんな私が、ある出来事をきっかけに、通院なし・コストほぼ0円で禁煙に成功した話をしたいと思います。
一つだけご注意として、これはあくまで私の体験談になります。「禁煙できる画期的な方法!」といった内容ではないので、悪しからずm(. .)m
喫煙するようになったきっかけ
大学生の4年間、私はほぼずっとアルバイトをしていました。
ちょうど20歳になる頃、アパレルのお店でバイトをすることにしたのですが、そのバイト先には喫煙者が沢山いました。
お恥ずかしながら20歳頃の私はこれまでの人生で最もこじらせイキり散らかしており、青文字系ファッションに身を包んでZipperを愛読し、洋ロック・パンクを爆音で聴くのが趣味で、髪型は常にツーブロックというスタイル。(好む音楽以外、現在は面影すらありません)
"ロックでカッコイイ"ものと、"カッコカワイイ"ものが大好きでした。
バイトの休憩時間、かったるそうに紫煙をくゆらす先輩お姉さん達の姿がカッコよく、そして色っぽく見えて、こじらせイキり大学生だった私は、そんなお姉さん達への憧れとともに喫煙行為への興味も日増しになっていくのでした。
とは言え、体に悪いことは知っていたし、お金もかかる。家族や友人など親しい関係にある人に喫煙者がいないので、吸い方も分からない。
実際に行動に移すことはできず、好奇心と自制の狭間で揺れていたある日、ふらっと立ち寄ったコンビニで当時ハマっていた抹茶ラテを手に取りレジへ行くと、ふと店員さんの背後にある"好みどんぴしゃデザイン"のパッケージが視界に入りました。
ピアニッシモのvivメンソールという商品で、後に廃盤になっています。
黒地にビビットカラーのドットが描かれたパッケージが可愛くて、気づいたらそのタバコが置かれている棚の番号を読み上げていました。
始めてのタバコは上手く吸えずに咽たりもしましたが、慣れとはまぁ怖いものです。
その後はどんどんニコチンの罠にはまり、私の喫煙生活はスタートしました。
毎度失敗に終わる禁煙チャレンジ
タバコを吸い始めてからやめるまでの約10年、常時うっすらと「いつかはやめなきゃな」という意識はありました。
健康にも肌にも悪い。ずっと続けていい嗜好品ではないと、頭のどこかでは理解していました。
しかし、そう思っても一筋縄ではいかないのがニコチンの恐ろしいところ。
大学生の間はお財布事情が寂しくなるとやめてみたりもしましたが、バイトの給料日が近づくにつれて限界を感じはじめ、バイト代が入ると同時に禁煙失敗。
大学を卒業するまでは実家にいたこともあり、タバコ嫌いな母にバレるとヒステリックに怒り散らされて面倒だという理由から家では吸わないようにしていましたが、社会人になると同時に一人暮らしを始めるとリミッターは解除され、1日に吸う本数も増えました。
そうするとさらに禁煙は難しくなり、風邪を引いた時に一時的にやめるも1週間たてばまた吸い始める始末...。
タバコの値上げに合わせて禁煙を試みたこともありますが、やはり1ヶ月も続かず失敗していました。
加熱式タバコが普及してきた頃に私もアイコスに切り替えたのですが、個人的には紙タバコよりもアイコスのほうがニコチンへの依存度が高くやめづらいと感じましたね。(アイコスに変えてから吸う本数が増えました)
そんな中でも、数か月の間タバコを吸わず「これは禁煙できるのでは!?」という兆しを感じたことも。
それは、百日咳に感染した時。
この壮絶な体験の最中ではさすがにタバコを吸う気にすらならず、3ヶ月ほどニコチンから離れた結果、「これだけ吸わなかったならもうタバコはいらないんじゃない!?」と思うように。
持っていたアイコスのバッテリー持ちが悪くなっていたこともあり、思い切って喫煙具一式を処分しました。
そこから2~3ヶ月の間はタバコとオサラバできたのですが、ちょうど今くらいの季節のある寒い日、何の前触れもなく突然「あ"ぁ"ーーーータバコすいたい!!」と無性にタバコを欲してしまい、冷たいみぞれが降るなか銀座のアイコスショップに駆け込み、最新機種を購入。あえなく禁煙終了となりました。
この時、私は悟ったのです。
「自分に甘い私は、将来のためのお金とか健康とか、"自分のための"ではタバコをやめることはできないんだな」と。
これはしばらく禁煙できそうにないな、と諦めていました。
ある出来事がきっかけで、スパッとタバコをやめられた
すっかり禁煙を諦めていた私ですが、この記事を執筆している今現在、タバコを断ってから数年経ちました。
ずっと禁煙できなかった私がなぜスパっとタバコをやめることができたのかというと、それは、タバコを吸わない人と付き合うようになったからなんです。
「なんや、結局ホレたハレたの話なんかい」と思った方、ごめんなさい!
でも、結果的にこのきっかけが禁煙成功に繋がったのです。
今お付き合いしているパートナーとは、旧知の仲でした。なので、私が喫煙者であることを承知した上で交際を申し込んでくれたわけなんですが。
だからこそ、彼=非喫煙者と会う時に私の喫煙タイムで無駄な時間を使わせてしまうのが申し訳ないし、デート中に毎回タバコを我慢するというのも、その度に私がストレスを感じてしまうんじゃないか。
そして将来的に一緒に住んだりした時に、きっとタバコが原因で揉める(部屋で吸わないでほしい・吸った後の臭いが気になる等)ことがあるのではないかと思いました。
(結果的に今は同棲していますが、あの時タバコをやめておいてよかったと心から思います。)
彼はとても優しい人なので、後になって「タバコをやめてほしい」と思ったとしても、きっと私に対してそれを言えないのではないか。
誠実な彼に対して私も誠実でありたいという思いから「この機会にタバコをやめよう」という結論に至ったのです。
彼と付き合うことになったその日、(2か月前に最新機種に機種変した)アイコス一式を処分し、今度こそアイコスショップに駆け込むまいと心に決めた私は、タバコの代わりにボトルガムを購入し、肌身離さず持っていました。
食後や仕事中など、今まで習慣的にタバコを吸っていたタイミングで口にガムを放り込み、口寂しさを紛らわすことで喫煙欲をごまかすこと半月が過ぎたころ、なぜかタバコを吸いたいという気持ちがほとんどなくなり、そのまま禁煙外来のお世話になることもなく、ごく自然にタバコを断つことができました。
今まで幾度となく失敗してきたのは何だったんだ...と自分でも不思議でしたが、自分に甘い私にとっては、"今目の前にいる大切な人のため"という理由付けが、禁煙を成功に導いてくれたのではないかと思います。
よく、お子さんが産まれたり、産まれることが分かったタイミングで禁煙をされる方がいらっしゃいますよね。たぶん、それと同じことなのではないかと。
10年間でタバコに捧げてきた金額を考えると頭が痛いですが、禁煙にかかった費用はボトルガム1個分くらい。我ながらよくやったと思います。
それから今日に至るまでは1本も吸っておらず、今ではタバコの臭いが苦手になりました。
タバコに使っていたお金は貯金や好きなことに使えるし、ご飯も美味しく感じる。
外に出た時にいちいち喫煙所を探さなくてよいことは、何よりも大きなメリットだと感じています。
タバコを吸うのは「百害あって一利なし」と言われていますが、タバコをやめるのは「無害有益」だと私は思います。
禁煙できてよかった!