いつの日か東京駅で見つけた「舞妓はんひぃ~ひぃ~ 狂辛カレー」
"ひぃひぃ" ではなく "ひぃ~ひぃ~" なので、発音するときは語尾の伸びを意識しよう。
ココイチを食べる時はだいたい10辛を注文し、韓国で最も辛い袋めんと言われているトゥムセラーメンが大好きな私は、もちろん舞妓はんひぃ~ひぃ~の一味唐辛子を普段から愛用している。
そんな舞妓はんひぃ~ひぃ~のカレーとあれば、買わない理由はない。
目にして1秒(体感)で手に取り、購入してきたのであった。
ハバネロ30%の一味唐辛子を使用した「狂辛」カレー
激辛だと一目で分かる、真っ赤なパッケージとアグレッシブなフォント。
「辛」の文字の上部が炎の形になっていることからも、燃えるような辛さであることが伺い知れる。
「国産ハバネロ使用」との記載だが、裏面に書かれている原材料表示によると、ハバネロ30%の唐辛子を使っているとのこと。
ソテーオニオンとおろしにんにく以外、野菜は入っておらず具材のメインは国産豚肉らしい。
パッケージに記載の通り熱湯で5分間あたためて盛り付けてみた。
いざ、実食!
「狂辛」と謳うくらいなのでさぞ真っ赤なルーなのかと思いきや、私の感覚ではそこまでの赤みはないようだった。
しかし尋常じゃない油が浮いているし、その油はやはり赤い。
豚肉はほろっほろで柔らかく、しっかりと煮込まれている。
食す前からしっかりとハバネロを感じる、"いかにも辛そう" な香りだ。
ためらいなく大きな一口でいただくと、すぐに辛さと痛みが襲ってきた!
京都の唐辛子特有の突き刺すような辛さで、舌と唇がヒリヒリする。
京都では言いにくいことを遠回しに伝える文化がある(とかないとか)と言われいるけれど、このカレーは正面からどストレートに飛び込んでくる速攻型の辛さだ。
とは言え、ココイチ10辛の方が辛いと思うし、狂うほどの辛さではない。
口に入れた瞬間に「辛っ!」とはなるものの、普通に食べ進めることができるほど。
カレーとしての美味しさ<辛さ に振り切っている商品
私は辛い物が好きなので「辛い=おいしい」と感じるが、純粋に "カレーとしての美味しさ" を考えると、当たり前だが専門メーカーが作ったレトルトカレーの方がおいしい。
舞妓はんひぃ~ひぃ~狂辛カレーは「激辛カレーを楽しむためのカレー」だと思った。
それと、ハバネロの風味を結構感じるので、その点では激辛好きの中でも好みが分かれる味かも!?
我こそは激辛好き!という方は一度試してみるのもアリかもしれない。